陽気な忍者やん丸さんは、成長甚だしいパーティーにどんな敵をぶつけるか頭を悩ましておりました。
シナリオ開始時のパーティーは以下の通り。
・Lv5プリーストのフィオ
・Lv4グラップラーのロゼット
・Lv5ファイターのラム
今回からルールブックⅢも追加するので、ついにアルケミストが登場する。
さらにいつものノリにするとシナリオ中に1回成長タイミングを挟むので、ロゼットのグラップラーが5レベルに上がりブレイクポイントを迎えるのである。
雑に戦闘能力を計算すると……
ラムは命中10で殴ってきてダメージは20点ソコソコ。
回避はできないにしても13点程度のダメージは無効化できる防護点持ち。
ロゼットは今でこそ両手効きで命中ペナルティがあるものの、5Lvで二刀流取るとすれば、同じく命中10ぐらいで14点前後のダメージが3回……。
防護点は無いが回避が11ぐらい。
そこにフィオからのキュアハートが飛んでくるので概ねのHPは回復する。
アンデットや蛮族だとセイグリット系の協力支援付き……。
ここまで比較的殴り合い要素が強かったし、ここらでデバフや防護点無視の敵を活用してみようと決意。
さらに電車に乗りたいという希望もあったから地方移動もさせないといかんので、ご都合主義ではあるがテレポータ的な要素も盛り込んだ遺跡シナリオにした。
概要としては……
とある冒険者パーティーが孤島にある遺跡の地図を手に入れ、漁師に船を出してもらい遺跡探索。
しかし探索中の事故で海に面した遺跡の閉じられてた入口が開き、船が飲み込まれる。
冒険者たちは、探索に失敗し遺跡に閉じ込められる。
漁師がしばらく戻ってこないので、漁師の息子が父の捜索を依頼。
PC達が依頼を受けて遺跡を探索。
漁師と冒険者パーティーを保護し、遺跡から脱出するための装置を起動するために奥へ進み、装置を起動。
遺跡の全装置が起動し、テレポーターに巻き込まれPC達は強制移動させられる。
ボスとして選んだ敵はソードマトンとドゥーム&ストーンサーバント(2.0ルルブより)
戦闘開始と同時にソードマトンは乱戦外からパラライズ倍掛け(命中)→
パラライズ倍掛け(回避)→ ブラント・ウェポン倍掛け。
このころには盾役のストーンサーバントとソードマトンが撃墜。
……思ったより早かった。
盾がいなくなったので、ソードマトンもついに戦場へ突入。
PC達はコア部位一点狙いなので、ウェポンマスターで全力攻撃を付与して怒涛の攻撃を繰り出すも、ラムの硬さとロゼットの高い回避を前に思ったより大きな成果が上げられない。
MPも底をついたので、最後っ屁のディスペルマジックで符術を解除しつつひたすら攻撃。
命中を下げているにも関わらず、全力攻撃を着実に当ててくるラム。
ブラント・ウェポンで与ダメを大きく削られながらもロゼットの3連撃が徐々にHPを削ってくる。
ワードブレイクで錬技を解除し、ラムの鉄壁に綻びを作るも、フィオのキュアハートの回復量の前に削りきることも叶わず、ついにソードマトンも膝を屈した。
結果としては全滅の文字がよぎるほどは追い詰められなかったものの、リソースの殆どは使い切らせ、戦闘後の回復が行えない程度までは追い詰められたのでソコソコのバランスを取れたのではなかろうか。
テレポートの仕掛けは、装置の起動→部屋を大回転→一瞬のフラッシュで転送。
転送前と転送後をほぼ同一の部屋構造にし、 転送直後にボス戦へと雪崩れ込ませるようにした。
戦闘後の安心した状態で部屋を出たら、知らない場所にいきなり放りだされたので、PC達が普通に唖然としてくれて嬉しかった。
次回からは新天地での冒険になりますよー!