昨年の風魔祭りをきっかけに知り合い、【夢幻独破】の観劇にもいらしてくださったプロレスラーFUMA殿が出場する『Wrestle-1小田原アリーナ大会』を観戦してきたでござる。
初めてのプロレス観戦でござったが、なかなかに面白かったでござる。
全部で7試合が構成された大会で、3vs3の6人タッグマッチを皮切りに、シングルマッチとタッグマッチ入り混じった大会でござった。
プロレスのことは良くわからぬでござるが、今回の大会はショー要素の強いエンタメ的な試合に分類されるものと思われるでござる。
1試合10分ちょっとの長さで構成され、それぞれの技を見せ合い試合を進行していく……おそらくはある程度のストーリーは用意されているのではないかと思うのでござるが……プロレスってどれぐらいのシナリオと約束が存在し、どんなリハーサルやら練習がされているのでござろうか……。
さて、そんな試合でござるが迫力は相当なものでござった!!
巨体が飛び、叩きつけられ、激しく揺れるリング。
肉と肉がぶつかり合う打撃の応酬。
もちろん、当たっているように見せる、寸止めの要領で最小限の威力に抑える、自ら飛んで技を派手に見せる等々、拙者らのショーでも用いられる技法を織り交ぜられており、変な言い方ではござるが、ある程度安心して観れる内容でござった。
とはいえ、全ての技がダメージを無くせるわけもなく、中にはどうやって威力を殺しているか理解しがたい技もあり、やはり強靭な肉体だからこそ可能な迫力あるショーであると確信したでござる。
そして……激しい中にもコミカルな要素も多く、特に試合開始前や開始直後は笑える部分が多くあったでござる。
FUMA殿の試合もしっかりコミカル要素が盛り込まれていたでござる。
……なんというか深くネタには触れぬでござるが……ヘヴィメタルプロレスラーという名の通り、いわゆるプロレスラーと比べて特異な存在感があり、面白かったでござる。
もちろん、コミカルが強いのは序盤だけ、試合半ばからは鍛え上げた肉体を駆使したパワフルなショーをみせてくれたでござる。
今回はショー要素の強い試合でござったが、FUMA殿はもっとガチな試合もされているとのことでござるので、今度はそちらも見てみたいものでござる。
【本日の感想】
・ショープロレスは思っていたより怖くない
・ドロップキックを空中で叩き落とすとかやってみたい(やられてみたい)