今年も風魔一党にとって大切な祭りがやって来たでござる！
一年でたった一度の次代の風魔小太郎とおふうを決める大会でござる。

毎年この祭りは悪天候に見舞われていたでござるが、今年は見事に晴れたでござる！！
晴れたというか……恐ろしく暑い大会になったでござる。

祭り自体も例年に比べて盛況で楽しそうでござった。
天下一忍者決定戦本選までに時間があったので、会場を見て回ったでござるが、色んな方が拙者に声をかけてくれたでござる。
八代目襲名から3年……ちゃんと覚えてもらえているのはありがたいでござる。

さて、肝心の大会でござるが、今年は強者ぞろいでござった。
各地の忍者イベントに参加されているような方々がご参加くださっているようでござった。
以前からネット上で交流のあるMr.忍殿や、チャンバラ合戦でお世話になっている面々や、武蔵一族・四季の森武道塾の方々……初めてお会いするような方も多く嬉しかったでござる。

本選第一戦　『水遁の術』

『水遁の術』は水の入った桶に顔をつけてどれだけ長く耐えられるかを競う競技にござる。
毎年恒例の種目でござるが今年は非常にハイレベルでござった！
例年2分あれば勝負が決まるのでござるが、今年はなんと3分を超える勝負になったのでござる！！！
皆しっかりと修練を積んだのでござるなぁ……。

そんな勝負を制したのはMr.忍殿でござった。
調子が良ければ4分行けるというから驚きでござる。

対して女子の部は例年同様のスピード勝負で1分そこそこで勝負が決まったでござる。
こちらは一番左のキベ殿が勝利を手にしたでござる。

本選第二戦　『忍者綱引き』

こちらも例年通りの種目でござる。
離れた場所に配された切り株にのり、短い綱での綱引きを行うのでござる。

男性の部は圧倒的な強さを見せ、小野殿が他者を瞬殺。
女性の部は、なかなか見ごたえのある名勝負が繰り広げられ、辛くも出口殿が勝利を手にしたでござる。

本選第三戦　『手裏剣＆吹矢』

例年手裏剣だけだった最終戦に今年は吹矢が加わったでござる。
手裏剣3打と吹矢3発の合計6発による総合得点による勝負でござる。

Mr.忍殿は吹矢の修練を積んでおり、手裏剣大会への出場も行っている忍であり、
手裏剣ではまずまずの得点。吹矢では高得点をたたき出したでござる。
続く2名はそこまで高い得点を獲得することができず、Mr.忍殿の一人勝ちかと思ったのでござるが……ここでダークホースの小野殿が登場！
手裏剣でMr.忍殿をわずかに上回る得点。吹矢でもMr.忍殿と同程度の得点を獲得。
一気に勝負がわからなくなったでござる。

女性陣にも手裏剣大会出場者などもいたでござるが、こちらは手裏剣・吹矢ともに順当にポイントを獲得した空世殿が勝利を手にしたでござる。

十一代目風魔小太郎＆五代目おふう　決定

さて……混戦極まる天下一忍者決定戦でござるが、ついに十一代目風魔小太郎と五代目おふうが決定したでござる！！
十一代目風魔小太郎は小野殿に！五代目おふうには空世殿が襲名したでござる！

それぞれに陣羽織が受け継がれ、今後の風魔一党の活動は彼らに引き継がれたでござる。

早速お二方との写真を撮らせていただき、お話を伺ったところ小野殿は元自衛官でレンジャー部隊に所属していたとのこと。
そりゃあ……強者でござるな。身体能力に関しては戦国当時の忍者と比較しても並みの忍びを上回るのではなかろうか。

とにもかくにも今後が楽しみでござる。

おまけ　風魔一党指南役　野人流忍術体験

風魔まつりのステージイベントでは、風魔一党指南役である甚川殿による『忍者の心得』『剣術講座』『棒術講座』が行われたでござる。
いずれも、リアルな忍術に基づく実践的な内容であり、子供たちにも人気講座でござった。

また、今年も大江戸忍者の皆様によるステージ演技もあり、大いに盛り上がっていたでござる。

そして……今回の戦利品。

個人的には忍ボクサーブリーフがヒット商品でござった。