人生初めての滝行!

久方ぶりの更新でござる。やん丸でございまする。
先日、忍者修行の一環として滝行に参加して来たでござる。

滝行•••滝行•••滝行!!
良いでござるな!憧れていたでござるよ!!
滝を一身に受けながら九字を切る。
ワクワクがとまらんでござるな!!

さて、そんなこんなでやってきました。
金太郎でも有名な修行スポット大雄山!!
の近くにある夕日の滝。
新松田駅から車で20分程の山奥にあるパワースポットでござる。

他の滝行参加者と共に山のお話を聞き、沢から向かうチームと整備された道を行くチームに別れ、滝へ向かう。
せっかくなので沢から向かうコースを選んだのでござるが•••だいぶ甘く見てたでござる!!

河原を歩き、ちょっと岩を越えて•••ぐらいを想像していたのでござるが、河原の道なんて無かったでござる。

膝ほどまである水を掻き分けながら、ひたすら上流へと登っていく修行道でござった。
まさに大誤算!!滝にたどり着く前から足元ビシャビシャでござった。
誤算は誤算でござったが、久々に自然と触れ合え、テンションは上がったでござる。

整備道チームと合流し、荷物を整理した後に滝行のレクチャーを受けていよいよ滝行開始でござる。

まずは滝を浄める般若心経を読み、真言による結界を張り申した。
その後、気合術で己を高め、いざ滝に突入!!!

入った瞬間に心が折れそうな水圧を感じ、呼吸が苦しくなる。
負けるものかと覚悟を決めてより先へ•••より激しい箇所へ歩みを進め、十二分に圧を受ける位置へと到達。
気合の一声を上げた後に九字を切り始めたのでござる。

今回の修行は、目前に格子を描きながら九字(臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前)を切る動作を1セットとし、これを36回繰り返すものでござった。

それだけ聞くと大したこと無いように感じるでござるが、滝に打たれながらの36回というのはなかなか辛いものでござった。

全身を打ち付ける水の痛み、水圧による呼吸のしにくさと口内に入ってくる飛沫。
単純な動作であるにも関わらず、思い通りに動かぬ腕。
余計な事を考えぬよう、気合いを込め一心不乱に九字を切ることだけに集中する。

一番手前が拙者やん丸でござる

すると段々と煩かった滝の音も段々と静かになり、自分の声が内に響いてくるような感覚になっていく。
やや薄れる意識を九字の声で繋ぎ止め、30回を超え、終わりが見えてくる頃には名残惜しささえ感じるようになったでござる。

36を数え終え、滝から抜けようとすると、今度は思うように歩みが進まない。
両手で川底の石を掴みながら懸命に歩を進め、何とか滝の裏へと周り、岩壁に両手をつけることができたでござる。

このとき、人によっては不思議なものを見ることがあるとの事でござったが、拙者はただ包まれるような優しさと安心感を感じただけでござった。

気分はスッキリとし、全てを素直に受け入れられるような気持ちになれたでござるが、反面身体は思うように動かす、四つん這いになりながら河から這い上がる有様でござった。

とても良い体験をさせていただいたでござる。
機会があれば是非またやりたいでござるな!

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です