以前参加した忍者合戦が横浜で開催されるとの情報を入手したので、嬉々として参戦してきたでござる!
しかも今回はくノ一を伴って戦ってきたでござる。
忍者合戦とは?
そも、忍者合戦について軽く説明するでござる。
忍者合戦は、 NPO法人ゼロワンが開催している人気合戦イベント『チャンバラ合戦-戦IKUSA』を忍者モチーフにアレンジしたイベントでござる。
基本ルールは、スポンジ刀で相手の腕に取り付けられたカラーボール(命)を落とせば勝利のゲーム。
チームによる殲滅戦を基本に、忍術や忍具を用いた特殊戦。己以外は全て敵のバトル・ロワイアルなど複数のルールが用意されているのでござる。
合戦!!のその前に……。
受付を済ませ、命と刀を受け取り合戦の準備は万端。
少し時間があったので、主催の皆様に挨拶をしていると、突如子供たちの襲撃を受けたでござる。
合戦を前に逸る気持ちを抑えきれぬ小さき忍び達。その前に現れた一際目立つ衣装の大人忍者は格好の獲物と認識されたようでござる。
会場内を逃げ回る拙者。四方八方から襲い掛かるチビ忍者達。刀でズタズタに切り裂かれること幾星霜。合戦の説明のために召集の声がかかる頃にはしっかりと汗をかいていたでござる。
その間くノ一は拙者の代わりに主催の方々とのんびりお話していたようでござる。
いざ合戦へ!
今回の忍者合戦-忍SHINOBI-は4つのチームに分かれての試合でござった。
・猿飛佐助率いる赤チーム。
・服部半蔵率いる青チーム
・風魔小太郎(にている丸)率いる黒チーム
・霧隠才蔵率いる緑チーム
……拙者が参加してしまったがためにチームリーダーとして参加していた風魔小太郎殿が「風魔小太郎にている丸」として紹介されてしまったでござる。
ちょっと申し訳ない気持ちになるでござるな。
忍者合戦-忍SHINOBI-の基本ルールの全体説明の後、各チームに分かれて軍議を行ったでござる。
1戦目と2戦目は通常ルールの殲滅戦。
敵チームを殲滅したら勝利。制限時間内に決着がつかなかった場合は、生き残った人数が多いチームの勝利というルールでござる。
拙者の配属された風魔小太郎(にている丸)チームは、歴戦の強者を名乗るチビ忍者達が口々に作戦を叫んでいるうちに1戦目が始まってしまったでござる。
合戦が始まるや否や、突撃を開始するチビ忍者達。
大人の度量でサポートするつもりで後をついていくと、あっという間に大人忍者2人に挟まれ絶体絶命の事態に!!
何とか二人の猛攻を凌いだものの、気配を消して背後から襲い掛かってきたチビ忍者の凶刃により、あっけなく命を奪われてしまったでござる。
始まってからおよそ1分程の出来事でござった。
しょんぼりと場外へ移動し、善戦するくノ一を応援しながら、討ち死にしたチビ忍者と戯れている内に風魔小太郎チームは全滅……最終的には霧隠才蔵チームの勝利に終わったでござる。
逆襲の2戦目!!
2戦目は1戦目の反省を生かし、同盟作戦に出たでござる。
チビ忍者達は霧隠才蔵チームを仇敵と定め、猿飛佐助と服部半蔵に同盟を持ちかけたでござる。
猿飛佐助には断られたものの、前回共に惨敗を喫した服部半蔵はこれを快諾。
2対1対1の圧倒的有利な状況が出来上がったでござる。
さらに運の良いことに、霧隠才蔵チームは猿飛佐助を標的として動き出したこともあり、我がチームは敵チームの横腹をつくことに成功。終始優位な戦況のまま、勝利することができたでござる。
此度は拙者も最後まで生き残り、幾多の命を刈ることもでき、面目躍如を果たせたでござる。
呪いの手裏剣ルールの3戦目!
そして迎えた最終合戦には特別ルールが導入されたでござる。
その名も『呪いの手裏剣』ルール。
呪いの手裏剣という名のフリスビーを使用したルールでござる。
概要は以下の通りでござる。
・基本ルールは殲滅戦と変わらず
・呪いの手裏剣は1枚のみ
・手裏剣をぶつけられた者は、ヒット位置を問わず、1発で死亡
・手裏剣を30秒以上所持していた場合、呪いによりチームは全滅
・チームフラッグに手裏剣があてられた場合、そのチームは全滅
・手裏剣は刀で弾くことができる
・チーム代表の4人でじゃんけんし、勝利した忍者が最初の手裏剣所持者になる
じゃんけんの結果、最初の手裏剣所持者は猿飛佐助チームとなった。
これに対し我がチームの作戦は、猿飛佐助チームへの突撃でござった。
歴戦の勇士に交じり、突撃部隊に名乗りを上げた拙者とくノ一は、合戦が始まるや猿飛佐助チームへと突撃を開始。
突撃直後、手裏剣が投げられたのであろう。
地面に転がっている手裏剣を発見した拙者は果敢に飛び込み、これを奪取。
手近にいた霧隠チームの忍者を背後から打ち抜くと、再度手裏剣を拾い上げ、追撃。
2人目の忍びを倒し、さらに手裏剣を回収して3人目へと投げた。
しかし残念なことに、これは刀で弾かれ防衛されてしまったでござる。
さらに、この間に手裏剣を求め集まってきたチビ忍者達の強襲により、拙者は落命してしまったでござる。
……この間およそ3分。
太く短い命でござった。
相変わらず、初参戦ながらも堅実な攻守により拙者よりも長く戦場で戦うくノ一に声援を送りながら、のんびりと戦が終わるのを待つことになったでござる。
一進一退の接戦が繰り広げられた3戦目は辛くも霧隠才蔵チームと猿飛佐助チームの同点勝利でござった。
これにより、3合戦の総合優勝は猿飛佐助チームに決まったでござる。
戦を終えて……
全ての合戦を終え、記念撮影をした後は、装備を返却して終了でござる。
再び関係者の皆様に挨拶をし、赤レンガを後にしたでござる。
今回の合戦も、子供たちの元気さには驚いたでござる。
歴戦のチビ忍者達はこの後の回にも参加するらしく、次はどのチームを選ぶか相談をしていたでござる。
今回の戦の教訓『拙者の突入は自分が思っている以上に敵の目を引き付ける』でござる。
お陰様で、共に参戦した初心者くノ一より3戦とも早いリタイヤをしてしまったでござる。
次回の合戦ではこの戦を教訓に、より長く生き残りながら、適度に活躍できるよう頑張るでござる!!
……そのうち風魔小太郎としての参戦オファーをもらえるようになりたいでござるな。
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